それでそれで?! Gordonもっと話し聞かせて?飯食いながら
ミーハーな話もいいけど、どんな人がどの辺を気に入って買っていくのか
”とにかく、アメリカにもデニムマニアはここ数年でどんどん増えている
のはあるね。 Superfutureでもデニムのスレッドガンガン立ってるし。” G
”そのへんの書き込みの内容ってどうなの?” T
”けっこうマニアは日本のデニムが好きで必死に情報交換してる” G
”でもみんなその情報源ってどうしてるんやろ?日本語分からんでしょ?” T
”そのとうり、そこが問題でブランドのwebsiteを日本語分かる人に訳して
もらったり、必死で勉強してるよ。だからMIKI(外人にはこう呼ばれる)もっと
FULLCOUNTの歴史とか、日本のデニムについて、沢山教えて欲しい” G
”俺はこの小籠包 が冷めないうちに先に食べさせて欲しい” T
菜の花(Rape Blossoms)
この店はZAGATにも載っている上海料理店、値段も手ごろでおいしい。
デニムの話をしていると、彼は日本のデニムについて相当詳しい事が判明
して、パリのステファン(今は念願かなって日本の45RPMで働いている)
と張り合わせたいと思って、ステファンのことを話題にしてみると・・・
”その人にあった事があるよ” G
やっぱり・・・ マニアの世界は狭いね~!
それから、けっこう長い時間FULLCOUNTの話や日本でレプリカジーンズ
がブームだったころの話をした。
Sea weed(海苔)がのった海老 これはダメ!その他は良し特に小籠包
Neighborhood: Manhattan/Civic Center
66 Bayard St
(between Elizabeth St & Mott St)
New York, NY 10013
(212) 625-2359
翌日から展示会なので少しテンションがUPした。少しというのはあんまり
期待しすぎると ”アメリカそんなに反応良くないじゃん”となるといけない
から、少し気持ちをセーブしたせいもある。
一夜明けていよいよ会場入り、大概のショーは10:00スタートでコータロー
もそういってたのに、実は9:00スタート。時差ぼけで5:00に起きてしまい
時間を潰してたのはなんだったんだ(笑)
でもまだお客さんは無し どうなってんだ!
ルーフトップのテラスでとりあえずタバコ。景色は最高そして失笑!
”社長、来なくて良かったかもですね” K
それを言うなコータロー、おれも今そう思ってるとこなのに・・
2本目を吸い終わって、ブースに戻ると、ちらほら人が増えてきた。
そこから、突然忙しくなり、気がつけば14:00,バイヤーからプレスから
2人で対応して、商談も数件決まりそうだ。単純な俺らはさっきとうって
変わってノリノリに。
”アメリカやばいね~” T
”きてますよほんとに” K
馬鹿丸出し! でもこんな瞬間を味わうために来てるんだから・・
最近のロンドンより断然反応いいよ
”あっ FULLCOUNT出してるの” 位の反応だからロンドンでは
でも最初のころロンドン、パリもこんなかんじだったよね。
2日間の展示会でおおよそ7.8件の新規取引のオファーがあり、すでに
3.4件のオーダーを2月21日現在でいただいた。 そのなかでも日本
でも知られているフレッド・シーガル、アメリカン・ラグシー、それから
Jay-Zの影響なのか、Brooklynの老舗B系ショップ Vinny's Styleなんかも
買っていった。あと、カンザスシティー、ワシントンD.C.、シンガポールの
お店、カナダのトロント、マンハッタンのお店数件と商談中である。
SPORTSWEARにも取り上げてもらい、ちょっとだけ一番下のところで、
”新しいLat 40nってショーで日本からデニムのFULLCOUNTがでてたよ~”
って書いてくれた。
アメリカでは日本のデニムは売れないでしょうといわれ続けてきたが、
やっと、その扉は開こうとしている気配。
次のシーズンが楽しみだ。