2006年11月06日
鯖街道
辻田です
鯖街道とはその昔若狭の海で水揚げされた魚介類を近江や京まで運んだ街道のことです。
最盛期の江戸時代には1日約1,000頭もの牛馬が行き交ったといわれ、魚介類の中でも鯖が主流を占めていたことから後に鯖街道と呼ばれるようになりました。
鯖街道には5本の本道と多くの枝道がありました。最もよく知られているのは小浜から熊川を経由して、滋賀県朽木村を通り京に入るルートと熊川から琵琶湖畔の今津に出て、そこから京へ向かうルートです。
いずれも起点となったのは、魚問屋が集中する小浜市泉町で、このあたりには荷を運んだ人夫の言葉でもあろうか「京は遠ても十八里」というフレーズが伝わっています。
この十八里の道のりの中継点となったのが熊川宿で、当時の繁栄を物語る古い家並みが今も残っています。
平成8年に、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けたことから、町並みの整備や家屋の修景が進められています。
また鯖ずしや焼き鯖、鯖のへしこなど鯖にまつわる食文化も受け継がれ、鯖街道ならではの味覚を楽しむことができます。
毎年この時期(10月末~11月初)に 福井県敦賀市にある ”日本海さかな街” に鯖を食べに行っています 大阪から車で約2時間半かかるのですが 鯖の浜焼き 焼き鯖寿司や魚介類を
その場で焼いてもらって食べます。 今年から若狭ふぐのてっさの店もできてました。
帰り道NHK大河ドラマ 「功名が辻」 の舞台である滋賀県の木ノ本町で降りて温泉を探しました
そして見つけた”秘湯”の文字 秘湯 須賀谷温泉!!
小谷城跡にほど近く、自然に囲まれた場所にある温泉浴場。戦国時代には、浅井長政やお市の方をはじめ、多数の戦国武将が湯治に訪れたと伝えられる湖国の秘湯。
酸の強いお湯で 疲れが吹っ飛びました。
風呂上りに 休憩所でまさに功名が辻の放映を見ることが出来、感慨深くなりました。