今年のフィッシュテール
November 11, 2022
本日のブログは、フルカウントでも毎シーズン人気完売の、
人気ヘビーアウター。
もう冬アウターの目玉ですね。
今回のブログは長く画像も多いのでご覚悟を。
#2026 Stand Collar Mods Coat ￥74,800-
今期のフィッシュテールはM65。
ブラックとオリーブの二色展開。
スーツをオーダーしていた当時のモダーンズが、
同じようにモッズコートもオーダーして作っていたという、
仮想のバックボーンより仕立てたこの一着。
これはまず生地が良い。
M65の生地を解析し、
コットンとナイロンを高密度で打ち込んで織りたてた
オックスフォード。薄手ながらコシ強く、高密度な生地は、
風を防いでくれて、見た目以上の暖かさ。しかも軽い。
さりげない光沢に、フラットな生地ですが、
粒々とした濃淡感が表情豊か。
これを着込んでいくと、
ヴィンテージのあの風合いに。
シルエットはモッズコートらしい、空気を含む、
ゆとりがあるシルエット。
しかし、オーバーサイズまではならず、
長年愛用できるシルエットに。
これはディテールに秘密アリ。
まず、袖付け。
本来はセットインですが、ラグランスリーブで
仕立てました。
セットインだとがくッと肩が落ちるんで、
オーバーサイズ感が強すぎる。
ラグランだと馴染んで落ちない。
袖先はゴムを使ったストラップに。
このディテール好きです。
袖口をギュっと絞れば、
太めの袖もすっきり纏まり綺麗なシルエットに。
ゴムの色は黒。オリジナルはオリーブですが、
こんなさりげないアレンジが嬉しくなりますね。
左ポケットはチェンジポケットを付けて二連に。
これ、ブリティッシュテーラードのというより、
モッズスーツの定番です。
ここらへんにも、
当時のモダーンズのオーダー品という
バックボーンに信憑性が。
嘘なんですけどね。
僕がモッズコートで一番好きなのがここ。
ドットボタン1.2個で締め、前裾を開くと、
ジップの歯と、ドットボタンが並行して走る。
これちょっとハードさも出て、
すげーかっこいい。
そして、後ろ姿もかっこいい。
裾のフィッシュテールは勿論。
ウエストの横一文字に走る、
ドローコードのアタリ。
それに十字に重なる縦の剥ぎ目。
肩甲骨あたりに見える、
コントラクタータグを止める、
長方形のステッチ。
見所満載です。
今回インナーにあわせたのは、
こちらもフルカウントの冬の人気商品、
定番スウェット。
しかも新色バーガンディ。
この色凄くいい。ポイントカラーにも
主役カラーにも大活躍です。
クルーネックに限らず、スウェット類では、
イチオシの色です。
パンツにはブラックジーンズを合わせて。
モッズコートには細身のパンツを
合わせたくなってしまいますね。
上のボリュームと下の細さでさりげない
Vラインに。
これ、ブラックジーンズも良いですが、
エクリュデニムが超相性良いです。
そして、別売りのライナーフリースコートを
挟むとまた違った印象に。
フードが出る分印象はかなり変わりますね。
このライナー脱着システムはないですが、
ライナー使い前提で作られているので、
ハマりが非常に良い。
レイヤー感も出ていいです。
何よりも両面起毛のフリースなので、
すげー暖かく、シェルは風を通しづらい
高密度オックス。相性のいいコンビネーションです。
#2026 Stand Collar Mods Coat ￥74,800-
シェルは今から大活躍間違いなしの一着です。
ライナーの代わりに、お手持ちのライナーや、
アウターを着込んでも色々楽しめます。
今から真冬を超えて春まで。
活躍間違いなしの一着です。
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