プリズナー

September 24, 2015

連休が終わったと思ったら、どうやらまた台風が近づいてるみたい。
心構えをして、覚悟を決めて台風を待ち構えて乗り越えていきましょう。

連休前に入ったこちらが非常に良い仕上りです。

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#2838 PRISONER LONG COAT NYC ¥30.240-

囚人に向けて作られた、簡素な防寒着が元ネタです。
一重、パッチポケット、大き目4つボタン。
非常にシンプルかつプリミティヴですが、シルエットは絞り、
武骨さと美しさが共存したシルエットに仕立てました。

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大きなポイントになる襟は第一ボタンを開いても、
開けても様になるよう仕上げ、ダブルステッチが存在感を主張します。

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ネック裏にはモチーフとなった60年代のNYC刑務所を表すNYCの3文字が
歪に荒々しくステンシルされています。かすれた風合いもグッド。

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そして最大の特徴である生地。武骨な表情のハードメルトン。
濃紺のシンプルなコートを退屈では終わらせない所以がここにあります。
荒々しい織り模様がさりげなく主張し、他のシンプルコートとは一線を引く
一着に出来上がりました。

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シンプルにタックチノと、デニムウエスタンで。
ちょっと品良くまとまったと思います。
この手のメルトンはデニム地のインナーと異常な相性です。
僕はいつものGジャンに羽織ろうと思います。

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これはいつものスタイルにばっさり羽織っても様になります。
いつものスタイルがしっかりまとまっていれば、違和感無くとけ込んでくれます。
これが非常に便利。脱がなくてはいけないシーンが待っている時、
脱いでも着てもコーディネートが崩れないアウターってそうそうないです。
これもシンプルな一重コート故の便利さ。


今回は帽子とパンツ、色使いでハードな雰囲気によりましたが、
如何せんコート自体に無駄な主張やくどさが無いので、
ハードにもポップにも転がせる懐の深さが売りです。
色々組み合わせましたが、BBJのべストなんかにもドハマリしました。
必ず着用頻度が上位に来る逸品。おススメです。






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