先日ご紹介したオックスフォードハワイアンシャツ、かなりご好評頂き、
オンラインショップなんかじゃ、サイズ欠けが出ているようですね。
非常に有り難い事です。
なので再度、ディテール含めご紹介させて頂きます。


#4907　OXFORD HAWAIIAN SHIRTS　¥12.960-

ロイヤルワラントを拝受する老舗生地メイカー、
トーマスメイソンのオックスフォードで仕立てたハワイアンシャツ。
王室御用達の最上級ファブリックで、カジュアルなハワイアンを作る。
フルカウントのらしさが光るプロダクト。
コットンアロハにはない光沢感、しなやかさを持ち、
レーヨンにはない着心地を持った日本の気候にハマる逸品です。


襟はヴィンテージハワイアンシャツと言えばのロングポイントにはせず、
どんな服装にもハマる要シンプルに仕上げ、基本ディテールの袋襟に。
一般的なオープンカラーより襟をやや大きく、
ループから第2ボタンまでの距離を広げ、見返しのシャープな角度と
開衿時のバランスをスッキリさせました。


ハワイアンシャツとしての雰囲気を上げ、生地の持つ光沢と高級感に負けない
ナッツボタンを使用。
これがバンブーボタン、白や青の猫目では生地に負けてしまいます。
これでハワイアンとしても、カジュアルなシャツのツラとしても成立するアクセントに。


そしてここが今回の最大のポイントですが、画像だけではわからないと思います。
ポケットがない。これが非常に効いています。
本来生地だけでも十分説得力あるツラなので、余計なアクセントは無い方が
生地の質を楽しめます。同様の理由でステッチは極力目立たないよう仕上げています。
パッカリングの出るカ所も集中しないよう控え、あくまうるさくならないよう仕上げました。


最後に生地のドアップです。
この美しさ、ただの布地を写しただけとは思えない輝きです。
更に、織りをみて下さい。
2色の糸が均等に配されたきめ細かな質感がヴィジュアルで伝わると思います。
この生地を見たら余計なディテールがいらない訳がわかると思います。


シルエットは着丈をやや短く、身幅にほんの少しゆとりを入れ、
肩幅、袖幅はタイトに仕上げたシルエット。
適度なリラックス感は出しつつも、タイトにまとまるバランスです。
今回は普段僕がしょっちゅう穿いている黒いコーデュロイとあわせました。
こんなボロいパンツでサンダル履き、タンクトップにハワイアンをあわせる。
字面にすると品のなさそうな服装ですが、このシャツが勝手に高級感、
品格を与えてくれるので、グッドバランスにまとめてくれます。
いっそ、色落ちしきったボロボロの太いジーンズにワークブーツ、
ボロボロのスニーカー、ビーサンなんかであわせて、
往年のベタなアメカジスタイルでも良いかもしれません。
どんなスタイルもこのシャツが説得力あるバランスに引き上げてくれるでしょう。

まだサイズ欠けこそ出ていないものの、東京店も在庫豊潤と言う訳ではありません。
全サイズご試着希望の方はお早めにご来店お願いします。
また、お電話での通信販売やサイズのご相談もお承り致します。
お電話はフルカウント東京店03-6804-6541までお願いします。